斉藤犬子のスロウな日々

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育児日記とゆるく生きるためのアレコレ

人間関係の良すぎる会社が実は地雷な理由

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こんにちは、斉藤犬子です。

昨年の10月、妊娠9ヶ月に入ってすぐに勤めていた会社を辞めました。


実はこの会社、今まで勤めた会社の中で最も人間関係が良くない会社でした。

 

目立って大きな衝突は無いのですが、特に仲が良いわけではなく。社員同士が飲みに行くのは送別会か忘年会のみ、しかも欠席する社員が多数。

部署内の誰かが困っていても助け合うことはありません。そして陰口が多い!

 

そんな会社でしたが、退職する際はお餞別やお花をいただき、あたたかい応援の言葉までいただき、円満に去ることができました。

 

今まで勤めたブラック企業では、すんなり退職できなかったり引き継ぎが上手くできなかったりトラブルが多かったので、こんなにも普通に退職できるとは思ってもいませんでした。

何故、円満に退職できたのか。
それは人間関係や個人の感情より、会社の決まりごとを優先する会社だったからだと、わたしは思います。

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人間関係が良い会社はルールを無視する

新卒で勤めたブラック企業は、今までで一番人間関係が良い会社でした。

時間外勤務が最高160時間/月あったりしましたが、嫌な人というと超絶モラハラ男の社長くらいで、社員はだいたい仲良しでした。

社長がめちゃくちゃすぎるから、社員同士が結束していた感じですね。

 

午前2時に仕事を終えてからみんなでラーメンを食べに行ったり、休日も一緒に過ごしたり、お互いの家に泊まりに行ったり。学生みたいなノリで仕事をしていました。
当時はすごく楽しかったし、会社を辞めた今でも仲良く話せる仲間もできたけど、公私混同しすぎていました。

仲が良すぎて休日の予定が上司に筒抜け、何も予定が無ければ「ちょっと手伝って!お願い!」と休日出勤を強いてくる。

仲良しだから断れないまま、ズルズル時間外で仕事をする。

こんな感じで会社の無茶な要求をなんとな〜く飲んでしまう。その繰り返しでした。

仲が良すぎると常識よりも情に流されてしまうのです。

 

突然ヤンデレ化した社長

前述の会社を辞めた後、転職活動をしていると知り合いの社長から「転職先が決まるまで手伝いに来て欲しい」と誘われました。

その社長は以前からわたしのことを高く評価してくれていたのと、人手不足で仕事が回らないと困っている様子だったので、ちょっとくらいなら、とアルバイトの形式で手伝うことにしました。

 

アルバイトとして勤めてからしばらくは順調に仕事ができました。

社長は今まで通り優しいし、面接などの融通も聞いてくれました。

 

しかし、転職先が決まりそうになったとき、態度が急変します。
「どうしても手離したくないから、うちで正社員として働いて欲しい」と熱烈アプローチを受けました。

 

元から正社員として働くには難しい会社だと思っていたので(会社の規模や展望面で)丁重にお断りすると、社長がヤンデレ化してしまったのです。

 

あと数日で辞める、というタイミングで突然見たこともない雇用契約書と機密保持契約書にサインさせられました。
さらに退職日には「同業他社への情報漏えいを防ぐため、退職後3年は同業に就職しないこと」と書かれた無茶苦茶な誓約書にサインさせられました。

サインを拒めば家に帰れないぞ、という旨の脅しを遠回しに受けたので、はいはいわかりました〜とその場では素直にサインして、後日弁護士さんに対処してもらうことに。

 

こんな感じで「俺のものにならないなら徹底的に苦しめてやる〜!」系のヤンデレ社長もいるんですよ…世の中怖い。

 

気に入られすぎて週7日勤務を要求される

ヤンデレ社長と弁護士さんにやり取りしてもらっている間、下手に転職活動もできないしなあ…ということで、再び知人に誘われた会社にアルバイトへ行くことになりました。

 

知人の紹介。この時点で学習していませんね、わたし。

アルバイト先は特殊な商材を扱う自営業者でした。社長兼店長は70を過ぎたおじいちゃん。自宅の敷地内にお店と趣味の教室を持っていました。
で、そのおじいちゃん社長にめちゃくちゃ気に入られてしまいました。

 

気に入られすぎて、わたしを誘ってくれた知人を解雇して、その分わたしの給料をアップさせてやる〜!とめちゃくちゃなことを言いだします。

 

わたしの代わりにお世話になった知人が解雇されるとか、とんでもないことです。しかも、わたしはあくまで転職先が見つかるまでの期間限定というスタンスで雇ってもらっています。
ていうか、どっちも解雇せずに給料上げてくれよ!

 

それを逐一説明しても、おじいちゃん社長は理解してくれません。

さらには「毎日手伝いに来て欲しい」と要求してきます。

 

え、わたしいつ休めるんですか…?と尋ねたら「わしの若い頃は丁稚奉公で働いていたもん!」とか言い出す始末。
ていうか、丁稚奉公って(絶句) 

 

人間関係より制度がしっかりした会社へ

そんなトンデモ社長たちから逃れたわたしは、ようやく普通の会社に就職します。

 

派遣社員という形態を選んだのは、そういったトンデモ社長との直接交渉に疲れていたせいでもあります。

妊娠してから退職までの交渉も、派遣元の担当が間に入ってくれるので気持ちが楽でした。

それに加え、新しい会社は前述のように情に訴えて無茶な要求をする人は全くいませんでした。
逆に、何をするにも手続きが必要。みんなロボットみたいに仕事をしていましたが、休みは取りやすいし、メンタルヘルスサポートも充実していて、それがとっても助かりました。

若い頃は「会社は人間関係が良くないと続かないだろう」と思っていましたが、やはり結婚・出産を考えたとき、制度よりも情に訴えて無茶な要求をされるのは困ります。
仕事をする上で人間関係も大事ですが、ときには仲良しすぎることが地雷にもなることを身を以て実感したのです。

ちなみにうちの旦那さんはわたしとは真逆で、会社のメンバーと仲良しで、休日もゴルフやマラソン、バーベキューと楽しんでいる様子。

仲良しでも節度を持てば、より社会人生活が充実するというメリットもありますね。

そんな会社ばかりだといいのになあ…。